先日、さんぽがてら柴又街道を歩いていたら、近所に帝釈天があったことを思い出して、散歩もそこそこに他帝釈天に寄ってみることにした。
「男はつらいよ」で有名になったこの界隈にある柴又帝釈天ではあるけれど、実は題経寺という名前らしい。Wikipediaによれば、18世紀に題経寺の本堂を修復していたら、紛失していた帝釈天の板本尊が見つかったらしい。その辺が柴又帝釈天と呼ばれるようになった由縁だろうか。
柴又街道からふらっと脇道に入る形で訪れたので、賑わっている参道は帰りに覗いてみることにした。
やはり週末。地方からやってきたとおぼしき観光バスの一段だけでなく、海外からの一団もいて、柴又帝釈天の境内は、かなり賑わっていた。
一通り、柴又帝釈天の境内をうろうろして、おみくじをひいたり、お土産を購入して参道を通って、京成柴又駅に向かってみることにした。参道は柴又帝釈天以上の賑やかさで、両脇のお店では名物の草団子を売っていたり、川魚料理を出していて…思わず立ち止まりそうになった(汗)
しかし、観光地における、ステレオタイプな日本人のスタイルの1つである、首から一眼レフカメラっていうスタイルのおじさんがやたらと多かったような気がするが…ま、気のせいだろう。
京成柴又駅に京成高砂方面からの電車が到着するたびに、かなりの人たちが降りて柴又帝釈天の方に歩いて行った。とりあえず、駅前の銅像の寅さんは柴又にやってきたことを実感させてくれる。
そういえば、柴又帝釈天は何回か訪れたことがあるが、参道の賑わいとか草団子とか、柴又帝釈天ならではの観光資源があるような気がしていて、割と近所に住んでいるにもかかわらず、また訪れてしまう魅力があるなぁと思った。