都内に一軒しかない「パスタ デ ココ」であんかけスパゲッティを食べに行ってみた。

あんかけスパゲッティは、名古屋メシの一角をなす、独特な食べ物の一つであると言っていいような気がする。近頃は関東地方にもコメダ珈琲店が増えてきて、シロノワールなど名古屋的なものに触れられる機会が増えてきつつあるとはいえ、あんかけスパゲティを食べられるお店はまだ珍しい。

カレーのCoCo壱番屋が営業する、あんかけスパゲッティのお店。ちらっとCoCo壱番屋のWebサイトを調べてみると、愛知県と岐阜県で30店舗ほど営業しているけれど、後は都内に1店舗だけの展開となっている。(ただ、CoCo壱番屋の本社がある、愛知県一宮市の「カレーハウスCoCo壱番屋 アスティ一宮店」ではあんかけスパゲッティもカレーラーメンも食べられるらしい…なんかスゴいな)

そこで、前から気にはなっていた、「パスタ・デ・ココ 港区西新橋烏森通店」に行ってきた。お店は新橋駅から虎ノ門方面にひたすら歩いたところにあって、最寄り駅は虎ノ門だろうなというエリアにある。

新橋駅からちょっと歩いたところにある「パスタ デ ココ」

こじんまりとしたお店で、全席がカウンターとなっている。どことなくCoCo壱番屋の雰囲気があるのは当然か。

メニューを眺めてみると、オーソドックスに皿に盛り付けたメニューばかりではなく、暖めた鉄板の上にスパゲティーを乗せたメニューも提供されていた。たとえば「エビと蒸し鶏のサンラータン風あんかけスパ」とか。期間限定のメニューのようだったけれど、これまた美味しそうだな、と。

また、ソースやトッピングが自由に選択できたり、多様な大盛の選択肢も、まさにココイチであるし、気がつくといい値段になっているのもココイチらしい感じ。

鉄板系メニュー
ノーマル系メニュー。

とりあえず、あさりと野菜をトッピングにした「ボンゴレ野菜」に、目玉焼きを追加して、ソースはスパイシーソースにしてみた。そして、サイズはLサイズにしてみた。机の上に置いてある調味料はチーズとタバスコ…だけでなく、色々と用意されていて、その中にはCoCo壱番屋のとび辛スパイスも用意されているようだった。

机の上にはチーズとタバスコ。
ウスターソースやとび辛スパイスも用意されているようで。

調味料を確認していたら、ほどなくして「ボンゴレ野菜」のあんかけスパゲティが到着。麺の太さを考えると、茹でおきの麺だろうと思われるが、提供は早かったし、茹で置きの太めのスパゲッティはふにゃふにゃの麺かと思いきや、意外と歯ごたえのある麺。

ボンゴレ野菜に目玉焼き。
太い麺とあんかけ

そして、肝心のスパイシーソースは「あんかけ」なのでとろみあり。なんとなくトマトの風味があるものの、なんだかよくわからないけど美味しいソース。Webには下記のような説明が書かれていた。

トマトをベースに、たまねぎ、じゃがいも、にんじん、ひき肉などを煮込んだ野菜たっぷりの濃厚ソースが特徴です。

ココイチと同じで、手軽に食べられて、気が付いたらまた食べたくなるタイプの味だった。近所に出来たら食べに行くのになぁ…。

追記:
たまたま近所に行く用事があったので、ふたたび新橋の「パスタデココ」にお邪魔して、ミラカンを食べてきた。ミラカンは、あんかけソースじゃなくて、ナポリタンソースをかけて炒めると、そのままナポリタンなりそうなトッピング。このトッピングはパスタというか、スパゲッティとの相性がいいのがいいことは既に確認済みなので、やっぱり美味しかった。しかし、赤ウィンナーは縦に半分に切られていて、断面が見えていたけれど、赤ウィンナーの中身って実は白かったのね…。

ミラカン。Lサイズ。
相変わらずの太いスパゲッティ
赤ウィンナーの中身って白かった。

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