ふらっと亀戸駅に降り立ってはみたものの、ノープランのままにお邪魔したことのある居酒屋を覗いてみたら、久々に「洋風居酒屋 民酒党」にお邪魔していた。
カウンターに案内していただいて、今日のおすすめメニュー黒板を眺めてみた。いやはや、このびっしり感が嬉しい。実はこの黒板は新しくお客さんが来る度に移動していくので手元にあるうちにスマホで写真を撮っておくのは大事なこと。加えて、洋風居酒屋を銘打ってはいるけれど、和食おつまみもしっかり用意されているのが興味深い。まぁ、美味しいものなら、ジャンルにこだわらなくてもいいってことなんだろうな。
飲みものはチューハイ。お通しは菜の花のお浸しだった。
いろんなものを食べてみたかったので、おつまみの盛り合わせをもらった。いろんなものを少しずつ…幕の内弁当的な楽しさがあるなぁ。
こちらのお店では、奥さんが自家製パンを焼いているようで、カゴに入れたパンを勧めていただいたので、お願いしてみた。香ばしい自家製パンはこれ自体がおつまみとしていい仕事をしてくれる。
続いては、黒板に書いてあった、うずらの唐揚げ。鶏肉より、わずかに肉の味が濃い気がするし、パリッと揚げられている皮の部分はチューハイによく合う。
さらにアヒージョ。えび、いか、ベビーホタテが入っていた。にんにくの香りが効いたオイルを残すのがもったいなくて、パンを浸して食べたら最高だった。
そろそろシメ…と思ってメニューを眺めていたら気になるメニューを見つけた。洋風おじや。リゾットでもなく、ただのおじやでもなく洋風おじや。チーズとあさりのダシの相性は言うまでもない。ついでにお願いした白菜漬けは自家製。パンも焼けば、漬け物も漬けちゃう”洋風”居酒屋はなかなか珍しいのてはないだろうか。
店主のご夫婦が和洋折衷で美味しそうなものを用意してくれているので、気軽においしいものを堪能できるいいお店。また、近々、お邪魔したい。