らぁめん ほりうち@新宿西口で「チャーざる」を食べる

土曜日の昼下がり、新宿でランチを食べることになったので、なんとなくネットでラーメン屋を検索してみたところ、発見したのが「満来」。小田急ハルクの裏というか、ビックカメラの裏というか…とりあえず、あの辺にあるらしく、近いなぁということで行ってみた。

「満来」の少し手前にラーメン屋が1軒あったのは見かけたが、とりあえず「満来」を目指して歩いた。「満来」は、ちょっと新しいビルの1階にあったが、カウンター席が10席以上はあるにもかかわらず、すべて埋まっていた。さらに、カウンター席の後ろにも待っている人がいて、これはかなり待たされそうだなぁという印象だったので…断念。まぁ、食べに行ったことのないラーメン屋さんに行ってみたいような気はするが、長時間並んでまで食べたいかというと、ちょっと微妙な感じはあるかなぁ、と。

というわけで、「満来」を諦めて新宿駅の方に撤退していると、来るときに見かけたラーメン屋さんが気になった。店先から眺めると「らぁめん ほりうち」というお店らしい。そこで、スマートフォンを取り出して調べてみたところ、「満来」で厨房を仕切っていた方が開いたラーメン屋さんらしいことがわかった。しかし、「満来」から、この距離(目と鼻の先)で独立するってのもなかなかスゴイなぁ、と思いつつ、「らぁめん ほりうち」でラーメンを食べることにした。

券売機を眺めていると、「納豆らぁめん」という変わりダネが目に入ったけれど…敢えてそこには挑戦しなかった。まぁ、また今度、来たときに食べても罰は当たるまい…なんせ、ラーメンに納豆だぞ、納豆…というわけで、「満来」で頼もうと思っていた「チャーざる(チャーシューざるラーメン)」があることを確認して、1,150円で食券を購入。

ざるラーメンに、チャーシューを追加したモノ…ではあるんだろうけれど、1,000円越えってのはかなりアグレッシブな価格設定。どんなものが出てくるのか楽しみだった。厨房では大きな釜で麺が茹でられているのが確認できた。また、年配の方が厨房でラーメン作りの指揮を執っていたのが見えたので、あの方が「満来」の厨房を長年にわたって仕切っていたという店主なのかなーなどと眺めていたら、「チャーざる」が到着した。

らぁめん ほりうち」のチャーざる
らぁめん ほりうち」のチャーざる

まず、ぱっと見で麺が多い(汗)普通のラーメン屋のつけ麺と比較しても、多い方だろう。太くもないし、細くもない、つけ麺の麺は水でシメてあるか、その麺をさらに温めてあるかのどっちかのパターンが多いが、「らぁめん ほりうち」のチャーざるの麺は、冷たくもなく、温かくもなく…常温(笑)だった。きっちりと水でシメてない感じなのか、シメた麺を少し温めたのかのく別は付かなかった。

つけだれの方は、麺を付けるので、もうちょっと熱い方が好みなんだけどなぁ…というくらいの温度だった。熱いというよりはぬるい感じ。具は、ねぎ、メンマ、一味(ま、粉末の唐辛子ですな)が入っていて、さらにチャーシューがこれでもか!と入っていた。正直、つけ麺なのに、チャーシューから食べないと麺に手を出せない状態。チャーシューは大きく切られていて、固いと切ないなぁ…と思ったけれど、すごく軟らかく、味もしっかり染みており、チャーシューがとても美味しかった。

つけ麺というと、つけだれにどーんと脂が入っていて、つけだれが冷めてくる後半戦になると脂が固まってきて厳しい感じになるか、はたまた、脂分が少ないなら少ないで、甘ったるいか、酸っぱいかという感じのものをよく見かけるが、「らぁめん ほりうち」のチャーざるは、そのどちらでもなかった。多少の脂は浮いているけれど、後半戦にそんなにキツくならないつけだれはさすがだなぁと思った。

そういえば、卓上に置いてあるのは、酢と胡椒。あらかじめ、つけだれの中に一味が入っているのに胡椒かぁと思ったけど、不思議と違和感がなかった。特に、酢とは相性が良いつけだれだったような気がする。

「満来」があれだけの混雑なのに、「らぁめん ほりうち」がそんなに混んでないのは不思議な気もするが、「らぁめん ほりうち」には再訪してみたい気がする。…納豆ラーメンも気になると言えば気になる…ような気がする。

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です