JR新小岩駅の南口、改札を抜けて左側にちょっとしたアーケードがあるエリアがある。そのエリアに、「麺屋 とく世い」っていうラーメン屋さんを見つけたので、ここで、昼飯を食べることにした。
お店は数席程度の小さいお店。お店の入口の右側に券売機があるので、チケットを購入。券売機をちらっと見る限りではまぜそばや、台湾まぜそば、まぜそばなど、いろんなメニューが用意されているようだった。で、ちょっと珍しかったので、台湾まぜそばにしてみた。
机の上には、まぜそば向けの酢やラー油が置いてあって、まぜそばと台湾まぜそばの食べ方が紹介されていた。まぜそばには、酢やラー油をかけてかき混ぜて食べるように勧められていたが、台湾まぜそばの方はとにかく混ぜて食べるようだ。そして、ごはんがついてくるので、それを最後に投入して「鰯飯」にして食べるとおいしいってことらしい。
食べ方を眺めているうちに、台湾まぜそばが提供された。台湾まぜそばはトッピングがたっぷり。ねぎやメンマといったラーメンの定番トッピングに加えて、刻みのり、魚粉、肉みそに刻みにんにく、ニラが乗っていた。
とにかく混ぜろってことなので、混ぜてみた。ちょっと辛い方がいいかなぁと思って、ラー油を加えて、ひたすら混ぜた。
刻みにんにくが鮮烈な風味。ほかの店のトッピングで見かけるにんにくは、ボトルに入ったすりおろしにんにくってことがあって、妙な匂いがしてしまうことが多いが、とく世いの台湾まぜそばには刻みにんにくだったので、いい感じ。そんな刻みにんにくに、ニラ。肉みその甘みと卵の黄身が絡まって、一口、食べるたびに風味が変わるような…。そして、時々のメンマの食感。飽きさせずに、食べ進められる。
というわけで、ごはんが提供された。サイズ的には、小ライスを一回り小さくしたようなサイズ。
ごはんを投入して、再び混ぜる。鮮烈さは麺の時に比べると少し薄いけれど、再び、台湾まぜそば美味しさを味わえた。ぐちゃっとした感じで見た目はよくないけど…実においしい。少ないごはんではあったが、満足することができた。