真夏の錦糸町。空は快晴で、気温はぐんぐん上がっていてひたすら暑い。シャツの襟のあたりがじっとりと汗で塗れているのが分かる。そろそろランチだが…と思ってたら、しろいのぼりに「タンメン しゃきしゃき」と書かれていた。
暑いときに熱いものを食べて、暑さを制するって考え方があるような…ないような。とりあえず、店頭の券売機でタンメンのチケットを買った。店員さんにチケットを渡すときに「野菜増量で」をお願いした。
厨房では麺を茹でたり、野菜炒めを作ったりしている。そんな厨房とカウンターはつながってるので、店内の気温は高め。まぁ、コロナウィルスの感染対策として換気をしていることもあるんだろう。まぁ、この中で熱々のタンメンを食べると汗だくは必至といったところだろうか。
テーブルの上には黒コショウと白コショウの2種類。さすがタンメン専門店。そして、フライドガーリックとしょうが。餃子も提供しているから、ラー油が置いてあると思ったけれど、ラー油をタンメンに入れても美味しいらしい。
ほどなくして、提供されたのがこのタンメン(野菜増し)。
なかなかインパクトのあるビジュアルだなぁ。野菜で麺が見えない。とりあえず、野菜に食らいつきながら、スープの表面にレンゲを突っ込める水面を確保しつつ、スープをすすってみた。塩味のスープには野菜の旨味が効いていて、あっさりしている。
野菜の下に埋まっていて、なかなか一口目が遠かったけれど、麺は平打ちのちぢれ麺。歯ごたえもあって、なかなかおもしろい歯触り。
食べ進めていって、そろそろ味変アイテムが欲しいなぁというタイミングで、黒コショウと、しょうがを投入。あっさりしたスープだけに味変アイテムを投入したときにさくっと味に変化が加わる。やっぱり塩味のスープにはしょうがと胡椒がよくあうなぁ。
とりあえず熱々のタンメンを完食したけれど、シャツは汗でびっしょり。相変わらずの気温は高かったけど、少しだけ涼しくなったような気がした。