西武池袋本店の屋上の「かるかや」でうどんを食べた。

以前から気になってたうどん屋に出かけてみることにした。そのうどん屋は池袋の西武の屋上にある「かるかや」。あの「孤独のグルメ」にも登場したこともあるようで、デパートの屋上にあるため、晴れていたら青空の下で食べるというシチュエーションも相まって妙に気になっていた。

電車を乗り継いで池袋に到着し、「…西武はどこだ」と迷いながらもなんとか池袋西武の8階にたどり着くことができた。8階から屋上までは階段で上がることができるようだった。

8階から階段で上ってみる

その名も「食と緑の空中庭園」。なんか仰々しい名前だなぁ…という印象は否めない(笑)

一応、食と緑の空中庭園

実際に屋上に上がってみると、昔ながらのデパートの屋上が広がっていると思ったら、ちょっと新しい感じの屋上だった。それに割と近いところにサンシャインが見えていた。

屋上に出てみると、にょきっとサンシャインが

池袋西武の屋上は思ったよりも人が多くて、特に家族連れでいっぱいだった。

西武池袋本店の屋上には多くの家族連れが

込み合う屋上を歩いていくと小さめの店舗の前を先頭に行列ができていて、その行列の先頭にあったのが「かるかや」だった。

やはり、「かるかや」には行列が

行列の最後尾に並んでしばらく待っていると、「かるかや」の前に到着。香川のうどん屋さんでもそうだけど、うどんをがんがん茹でているうどん屋さんなら、行列がハケるのは割と速い。「かるかや」の店頭にたどり着いてみると、軒先にメニューが貼ってあった。

手打ちうどんや讃岐って書かれている感じだと、讃岐うどんの流れなのかなと思いきや、でも、うどん県では「もりうどん」よりは「ざるうどん」の方がメジャーな気がするしなぁ…と考えながら、ぼんやり歩いてオーダー窓口に到達。

「かるかや」の店頭に貼ってあるメニュー

かけうどん系にすべきか、つけうどん系にすべきか、はたまたぶっかけうどん系にすべきか…ちょっと悩んだ末に、天かすと生卵が浮いてるつけ汁に目が止まったので「つけうどん」にしてみた。やはり、オーダーしてから提供まではすぐだった。

「かるかや」のつけうどん

つけ汁のビジュアルに惹かれたものの…つけ汁に天かすと生卵っていうのは、よく考えたら香川県ではあまり見かけないスタイルかもしれない。まぁ、セルフサービスのお店なら生卵も天かすもトッピングの定番だから、ざるうどんでも頼んで「かるかや」風のつけ汁にして食べている香川県民もいるかもしれないけれど…。生卵の影響で、多少、つけ汁が薄くなることを除けば、相性としては悪くないかもしれない。つけ汁に溶け込んでしまった生卵をなんとかしたいと思ってしまうのは、私が単に貧乏性なだけなんだろうけれど

つけ汁には天かすと生卵

うどんは、いわゆる「湯だめ」状態になっていた。そして、麺は製麺機で切ったような揃ったものではなくて、手で切ったような乱切りスタイルの麺。それ故、食感が楽しい。

手切り感のあるうどん

不揃いな麺であるせいか、つけ汁の絡みはいい感じ。香川のうどん屋さんでも製麺機を使ってシュッとしたうどんを作るところがほとんどだろうから、「かるかや」のような手切り感のあるうどんは香川県でも珍しいような気がする。それに、麺はちょっと太めな印象なので、讃岐うどんの特徴の1つとして挙げられる「のどごし」って感じではないかもしれない。

うどんにつけ汁が絡む

池袋西武の屋上、しかもかなり開放感のある状況で、香川ではあまり見かけないスタイルの讃岐うどんを食べるってのはなかなかいいかもしれない。ぜひ、また「かるかや」のうどんを食べに池袋まで来たいと思う。

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